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グランフロント大阪にも出店のイタリアン「PIENO」が高知市追手筋で話題に。客単価3000円にこだわりを見せる同店店主の想いとは

ボリューム満点、名物の「ウニいくら魚介のぜいたくブルケッタ」
人気メニューの「土佐和牛三角バラステーキ」は同店限定
穫れたて直送の鮮魚を調理する代表の上西氏
古民家風の落ち着いた外観が人気

昨年10月1日高知市追手筋にオープンした「italian Bar PIENO settimo」は大阪を中心に店舗展開する株式会社泰丸(大阪市北区、代表取締役:上西弘泰氏)の7店舗目となる。高知でも名店が軒を連ねる話題のエリア追手筋にオープンした同店は、古民家の趣きをそのままに、店内は広めにとったテーブル席と高めの天井が居心地の良さを感じさせる。すでに予約必須の人気店となった同店だが、客の多くは何度も通う常連客となっている。

その理由の一つにもなっているのが、客単価のこだわり。同店代表の上西氏は「客単価3000円」を開業当初から意識している。「お客様が余裕を持って支払いしていただける金額」と語り、4000円を超えると社員やスタッフと共にメニューの価格設定や接客を見直すこだわりぶり。しかし、「品質を落としては意味がない」とも語る上西氏は食材にも自身の納得の食材を揃える。良いと思う食材を揃える事で常連客の絶えない店づくりを実現したという。

高知産の新鮮な食材を揃えた同店では、これまで関西で使用してきたメニューとは違う物を提供する。同県内でも有数の鮮魚が取れる須崎産を使用したメニューは「須崎産生カツオ」(980円)、「活イサキ」(680円)、同店名物の「ウニいくら魚介のぜいたくブルケッタ」(680円)。新鮮な食材を揃える事で原価率は45%を超えることも。ドリンクはワインを中心にオリジナルメニューも揃える。上西氏が現地で確かめたオーストラリア産のワインは日本での取り扱いが同店のみという。

今後は、店舗数を増やしていく。将来的には全47都道府県への出店を目指すという。その理由に「地域に根付き、その土地ならではの店舗づくりをする事がうちの強み。タイミングが合えば今後も出店していきたい」と語る上西氏。積極的な店舗展開に今後も期待したい。

 

(取材=岡本 哲弥)

店舗データ

店名 italian Bar PIENO settimo
住所 高知県高知市追手筋1-1-3
電話 088-871-0141
営業時間 18:00~23:30
定休日 不定休
坪数客数 20坪テーブル34席
客単価 3000円
喫煙環境 喫煙可
運営会社 株式会社泰丸
関連ページ 株式会社泰丸(HP)

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